
これまで無かったRhythmic Gymnasticsの学術研究交流の場を作り出すため,
「0から1へ」という掛け声のもと,2014年3月下旬,第1回RG学術研究会を開催しました.
新しい物つくりには若いエネルギーが必要なので,若い世代を参加対象としました.
数週間前に急に開催が決まり,
- Rhythmic Gymnasticsに関係する研究者あるいは研究に興味ある若い世代
- 研究データあるいは研究アイディア(卒論など)を発表する人
というような感じでの参加資格で呼びかけました.
未成熟な研究分野,そして急な呼びかけにも関わらず,行動力のある6人の若手が,
国立スポーツ科学センター(JISS)に集まりました.
(新体操コーチズコミュニティーより転載)
以下のような興味深い研究テーマについて学術的なディスカッションが行なわれました.
- ターンアウト角度がクラシックバレエ基本動作および直立姿勢に及ぼす影響
- 新体操女子個人競技における演技構成要素について
- 発育期女子新体操選手と新体操トレーニングについて
- 指導者と選手の双方向コミュニケーションが取れるチーム作り
- 日本の新体操競技が世界トップレベルに進出するための一考察
- 新体操競技における効果的な可動域改善方法の検討
- 発育発達に応じた新体操競技の練習プログラムの検討
最後に「Rhythmic Gymnasticsに必要な学術研究とは」を駆け足で講義し,
RG学術研究の方向性を提案しました.
今回は亀井由美さん(NPO法人ゾーンジムナスティックス)にお世話いただきました.
この種まき活動を基に,Rhythmic Gymnasticsの学術研究が発展し,
その結果が現場にフィードバックできるようになることを願っています.
第2回のRG学術研究会では,より多くの参加者で開催できれば,と思っています.
ご興味をお持ちの方は,とりあえずFacebookの新体操コーチズコミュニティー
をWatchしておいてください.